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京都の品格「未生流笹岡 家元 笹岡隆甫さん」
Ikebana Mishoryu-Sasaoka "Head of the School Ryuho Sasaoka" 未生流笹岡 華道展が青蓮院門跡にて開催されたので秋を楽しんできました。
Updated Date : 2017-10-03 16:58:22
Author ✎ Kyoto Culture
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【未生流笹岡 華道展】京都支部展 2017年10月1日(日)
会場は青蓮院門跡。
青蓮院門跡は、 古くより皇室と関わり深く格式の高い門跡寺院。 いけばなの黎明期を支えた由緒ある寺院。
ジュニアの作品と笹岡隆甫さん
ジュニアの作品があることが素晴らしい!(会場を離れてようやく素晴らしさに気付いたので写真がこれだけ)
ジュニア(園児、1年生、2年生)の作品が車寄せに展示してあった。 2ヶ所、この車寄せ(12作品)と小御所(27作品)にありました。 小さな子供がとても多く感じた花展だった。 (ずっと以前に伺った時と大きく違う素晴らしい点だ)
長樂窯 陶芸家 小川裕嗣氏
京都山科・清水焼の郷 清水焼団地
●プロフィール 昭和53年 三代小川長楽の長男として京都に生まれる 平成14年 京都市産業技術研究所工業技術センター陶磁器コース修了 平成15年 名古屋造形芸術大学美術科Ⅰ類 彫刻コース卒業 平成16年 京都府陶工高等技術専門校成形科卒業、三代長楽の下作陶に入る 平成20年 裕嗣銘にて作家活動を始める 平成22年 日本橋三越本店特選画廊にて父子展      三重県伊賀市に築窯 平成23年 京都女子学園創立百周年記念      「付属小学校卒業生 陶芸作家展」出品      大丸京都店にて父子展
作陶中の小川裕嗣さん。樂焼はろくろを使わず、削り出しでつくる。 文・写真の出典:http://colocal.jp/topics/think-japan/journal/20160329_69309.html
未生流笹岡とは
未生流笹岡 - Wikipedia
●未生流笹岡(みしょうりゅうささおか) 笹岡竹甫(桃流斎竹甫)が開いた華道の流派。花号「桃流斎」。 竹甫は滝藤華斎松甫より未生流の華道を学び、1919年(大正8年)、未生流笹岡の源流となる『未生流投入盛花家元』を開いた。 竹甫は生花を重んじる未生流の流れを汲んでいる一方で、西洋の草花に目を付けるなど革新さがあった。 『未生流笹岡』と名乗ったのは二代目、笹岡勲甫の代からである。 勲甫は杜若を生ける名人でもあったため、「杜若の笹岡」と名を馳せた。 爾来、杜若が流花となっている。 ●特徴:寸法表の使用 未生流笹岡の最大の特徴は、花の切り方、挿し方などを記した寸法表を用いる点にある。 この寸法表は永年培ってきた花を綺麗に見せる技術を初心者でも簡単に修得できるように勲甫が考案したもので、センチメートル単位で図面に起こしている。 師範によって教え方が区々になるという問題点を克服している。 この寸法表の利用から理論派の華道と自負している。
未生流笹岡
●いけばなは哲学 未生流笹岡は、流派名に「未生(みしょう)」を冠しています。 未生とは、いまだうまれず。 つまり、花が生まれる以前にまで思いを巡らせなさいという教えです。 植物は、太陽や大地の恵みを受けなければ、美しい花を咲かすことはありません。 古来、日本人は、花の技術の上達ばかりに執心するのではなく、天地創造にまで思いをはせ、自然のこと、宇宙のこと、そして人生について考えてきました。いけばなは「理論」であると同時に「哲学」である、とも言えます。 ●レス・イズ・モア 未生流笹岡の花姿は、すっきりと洗練された「引き算の美」。 重なりあった枝葉を極限までそぎ落とし、一輪の花、一枚の葉の輪郭まで際立たせます。 この手法は、近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエのデザイン論“Less is more”(厳選されたより少ない素材で、より豊かな空間をつくる)に例えられます。 ●流花「かきつばた」 未生流笹岡の流花は、かきつばた。 「かきつばたの笹岡」として全国にその名を知られています。 日月和合の色とされる紫を花色に持ち、古来、最高位の花として大切にされてきた花です。 かきつばたの場合も、寸法と葉組(葉の組み方)が定められています。
青蓮院といけばな
青蓮院尊鎮法親王のもとでたびたび花会が開催された
16世紀前半に,文阿弥(もんあみ,2世)と池坊専応(いけのぼうせんのう)の二人がそれぞれ『文阿弥花伝書』『池坊専応口伝』という書を残し,立花の理論・様式の基礎を確立した。 文阿弥は青蓮院(しょうれんいん)尊鎮法親王(そんちんほうしんのう)のもとで,専応も禁中や青蓮院で,たびたび花を立てた。 文阿弥(二世)と池坊専応の評判は   池の坊御前の花をさすなれば    一瓶なりとこれや学ばん   すいに花たつる文阿弥当世の    人の心にかなふなるべし     と歌に詠まれている(『多胡辰敬家訓』<たごときたかかくん>)。
青蓮院宮尊鎮法親王(しょうれんいんのみやそんちんほうしんのう)(1550年没、47才)。 室町後期の親王。青蓮院門跡。 後柏原天皇の第三皇子。 青蓮院宮尊鎮法親王は、後柏原天皇の第三皇子。青蓮院門跡。 天台座主に補された。能書で知られる。 https://kotobank.jp/word/%E9%9D%92%E8%93%AE%E9%99%A2%E5%AE%AE%E5%B0%8A%E9%8E%AE%E6%B3%95%E8%A6%AA%E7%8E%8B-18345
青蓮院 - Wikipedia
青蓮院(しょうれんいん)は、京都市東山区粟田口(あわたぐち)三条坊町にある天台宗の寺院。青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)とも称する。山号はなし。開基(創立者)は伝教大師最澄、本尊は熾盛光如来(しじょうこうにょらい)である。現在の門主(住職)は、旧伯爵東伏見家出身の東伏見慈晃。 1 概要 2 歴史 3 境内・伽藍 4 文化財 4.1 国宝 4.2 重要文化財 4.3 青蓮院旧蔵の重要文化財 5 主な門主 6 映画と青蓮院 7 ...

青蓮院 - Wikipedia
地下鉄東西線 東山駅下車 徒歩約5分 市バス 神宮道 徒歩約3分
35.0073111
135.7831972
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15
35.0073111,135.7831972,0,0,0
久しぶりに会った笹岡隆甫さんのお母さん(いつもお若い!)
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