マーケティング戦略立案プロセス
マーケティング戦略を考えるためにのフレームワーク
・環境分析:業界分析(3C分析)、析】戦略目標(SWOT分析)
・基本戦略:競争地位戦略
・具体的施策:策】4P分析
Updated Date : 2017-09-12 03:25:17
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【環境分析】業界分析(3C分析)
3C分析
①市場環境・顧客
市場規模
市場の成長性
顧客ニーズ
顧客の消費行動・購買行動
②競合環境
競合各社のシェア
各競合の特徴
新規参入・代替品の脅威
競合の業界ポジション
自社にとって特に注意すべき競合対象となる企業
注意すべき競合対象の企業と特徴と今後想定される行動(自社への対抗手段など)
③自社環境
自社の企業理念・ビジョン
既存事業や製品の現状
資本力/投資能力
ヒト・モノ・カネの現有リソース
既存ビジネスの特徴
市場・顧客:市場や顧客のニーズの変化を知る
競合 :競合が市場や顧客のニーズの変化にどのように対応しているかを知る
自社 :自社が市場や顧客にニーズの変化に合わせ、競合の対応を鑑みながら、自社が成功する要因を見いだす
https://blog.kairosmarketing.net/marketing-strategy/3c-analysis/
【環境分析】3つの基本戦略(マイケル・ポーターが提唱)
マクドナルドとモスバーガーの違いをポーターの『戦略論』で解き明かす
●商品数、価格設定
マクドナルド:14種類→種類が少なく低コスト化
モスバーガー:31種類→種類が多くコスト高、しかし消費者の多様な好みに応えることができる。
●店舗作り
・マクドナルド:回転率を上げる店作り。色合いや座席の感じ。
・モスバーガー:長時間いても寛げる店づくり。自然な色合いで居心地がいい。
●他例:ファッション業界
ユニクロ :①コストリーダーシップ戦略
百貨店 :②差別化戦略
フォーエバー21:③集中戦略(若い女性向けの低価格品に集中)
【環境分析】5つの力(マイケル・ポーターが提唱)
構造的に考える:フレームワークを活用する
(A)業界内の競合企業
(B)新規参入の脅威
(C)代替品の脅威
(D)売り手の交渉力
(E)買い手の交渉力
【環境分析】戦略目標(SWOT分析)
SWOT分析
3C分析結果を解釈して分析する
SWOT分析 | グロービス学び放題
【基本戦略】マーケット・ポジション(フィリップ・コトラーが提唱)
コトラーの競争地位戦略
リーダー企業:市場においてナンバー1のシェアを誇る企業
チャレンジャー企業:リーダーに次ぐシェアを保持し、リーダーに競争をしかける企業
ニッチャー企業:小さいながらも特定の市場で、独自の地位を築いている企業
フォロワー企業:リーダーやチャレンジャーの戦略を模倣して市場での地位を維持している企業
http://www.nsspirit-cashf.com/manage/position_strategy.html
【具体的施策】4P分析
マーケティングの4P分析
1.「Product:製品」
2.「Price:価格」
3.「Place:流通」
4.「Promotion:プロモーション」
<事例①>:サントリー:「ザ・プレミアム・モルツ」
1.Product(製品)
・1ランク上のプチ贅沢を求めているお客様がターゲット。
・競合他社が第3のビールなどの低価格路線の中、逆に高級化することで差別化した。
・最大の特徴は「華やかな香り」と「深いコク・旨み」と「クリーミーな泡」。
・サントリーらしく素材・製法にこだわり独自の味わい・香りを生み出した。
2.Price(価格)
・コンビニ価格 350ML缶
プレイミアムモルツ 税込249円
アサヒスーパードライ 税込215円
キリン澄みきり 税込139円
よなよなエール 税込280円
軽井沢ブルワリー 税込360円
・定番の缶ビール(スーパードライ等)に比べてもほんのちょっと高い価格。
・とはいえ、地ビールや海外の高級ビールほど高くはない。
・“プチ贅沢”や“特別感・優越感”をイメージした価格戦略。
3.Place(場所)
・スーパーやコンビニなどで販売。
・全国どこでも置いてあり簡単に手に入れられる。
・居酒屋やBARなどの飲食店でも取り扱い店は多い。
・高級路線でありながら日常感や手頃感がある。
4.Promotion(プロモーション)
・TVCMが主広告。
・ビールと文字は金色でそれ以外はモノクロ。
・矢沢永吉を起用し、商品イメージを強く印象づけている。
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