WHO 砂糖飲料に20%課税を!(11 OCTOBER 2016)
砂糖税の動向です。
WHO 砂糖飲料に20%課税を!(2016/10/11)
イギリス砂糖飲料の課税案を発表、2018年4月の導入を目指す(2016/08/18)
米5自治体が砂糖入り飲料に課税へ(2016/11/27)
フィリピン砂糖入りの飲料製品に課税(2017/05/11)
Updated Date : 2017-05-12 01:34:04
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WHO:砂糖飲料に20%課税を!
WHO 砂糖飲料に20%課税を!(11 OCTOBER 2016)
Taxing sugary drinks can lower consumption and reduce obesity, type 2 diabetes and tooth decay, says a new WHO report.
Fiscal policies that lead to at least a 20% increase in the retail price of sugary drinks would result in proportional reductions in consumption of such products, according to the report titled “Fiscal policies for Diet and Prevention of Noncommunicable Diseases (NCDs)”.
Fiscal policies that lead to at least a 20% increase in the retail price of sugary drinks would result in proportional reductions in consumption of such products, according to the report titled “Fiscal policies for Diet and Prevention of Noncommunicable Diseases (NCDs)”.
砂糖飲料の消費量を減らし、肥満を減らし、2型糖尿病と虫歯を減らすことができる。
「 Fiscal policies for Diet and Prevention of Noncommunicable Diseases (NCDs) 」という報告書によると、砂糖飲料の小売価格が少なくとも20%アップする財政政策は 、製品の消費をの比例した削減になります。
Fiscal policies for diet and the prevention of noncommunicable diseases
Fiscal policies for diet and the prevention of noncommunicable diseases - Technical meeting report, 5–6 May 2015, Geneva, Switzerland
砂糖に適切に設計された税は、消費の比例削減になる。
特に 20% 以上の小売価格の引き上げを目指していると結論。
果物や野菜の消費を増やすには、10 ~ 30% の生鮮果物や野菜の補助金が有効。
WHOが砂糖摂取量ガイドラインを発表!(4 MARCH 2015)
A new WHO guideline recommends adults and children reduce their daily intake of free sugars to less than 10% of their total energy intake. A further reduction to below 5% or roughly 25 grams (6 teaspoons) per day would provide additional health benefits.
成人で25グラム(小さじ6杯分)。
Sugars intake for adults and children
Guideline
Sugars intake for adults and children
2015/3/5
【ジュネーブ=原克彦】世界保健機関(WHO)は4日、肥満や虫歯を予防するために、砂糖などの糖類を一日に摂取するカロリーの5%未満に抑えるべきだとする新指針を発表した。
平均的な成人で25グラム(ティースプーン6杯分)程度。
従来は10%までと推奨していたが、各種の研究結果から基準を引き下げた。
WHOが摂取量の制限を推奨するのは、糖類のうち単糖類と2糖類のショ糖(砂糖)に限る。
主に加工食品や清涼飲料に加えられる砂糖のほか、蜂蜜や果汁飲料などに含まれる。
未加工の青果類や牛乳に含まれる糖分は対象外だ。
新鮮な果実と野菜、牛乳は対象外。
果汁のジュースと濃縮ジュースは対象内。
1日の糖類は小さじ6杯分まで WHOが新指針 :日本経済新聞
イギリス
砂糖税
2016年08月19日
イギリス政府は8月18日、糖分の多い清涼飲料への課税案を発表した。
子供の肥満防止を目的としており、2018年4月の導入を目指す。
新税案で課税の対象となるのは、
砂糖含有量が100ミリリットルあたり5グラムを超える飲料。
8グラム以上の場合は、さらに高い税率を適用する。
砂糖を添加していないフルーツジュースは対象外。
税収は、子供向けの健康プログラムの財源に使われる。
イギリスの2〜15歳の子供のうち、約3分の1が過体重または肥満になっているという。
専門家は、糖分の過剰な摂取が肥満を招いており、ソフトドリンクが、子供やティーンエイジャーの糖分の主な摂取源になっていると指摘していた。
イギリス公衆衛生局のSugar reduction
Public Health England (PHE) is leading on a sugar reduction and wider reformulation programme. We will engage with all sectors of the food industry to reduce the amount of sugar in the foods that contribute most to children’s intakes by 20% by 2020, with a 5% reduction in the first year.
イギリス公衆衛生局( PHE )は、砂糖の減少とより幅広い再構成プログラムに取り組む。
食品業界のすべての部門と協力して、子供の摂取量に最も寄与する食品中の砂糖の量を2020年までに20%削減し、初年度は5%削減。
2015年10月、イギリス公衆衛生局(Public Health England)がまとめた報告書
Sugar reduction: from evidence into action - GOV.UK
Sugar Reduction The evidence for action October 2015
米国
米5自治体が砂糖入り飲料に課税へ、飲料メーカー大手は対応を本格化(2016/11/27)
大統領選が行われた11月、米国では複数の市や郡で炭酸飲料など砂糖入りの飲料に課税する「ソーダ税」導入の是非を問う住民投票が実施された。
その結果、新たに5つの自治体で、賛成派が多数となった。
●5つの自治体
フィラデルフィア市
カリフォルニア州のサンフランシスコとアルバニー、オークランド、
イリノイ州シカゴ市のクック郡、
コロラド州ボルダー
フィリピン
2017/05/11
フィリピン下院の歳入委員会は10日、砂糖入り飲料に課税し、税収を健康向上プログラムなどに充てる法案を可決した。包括的な税制改革の一環で、同委員会が3日に可決した税制改革第1弾の法案に追加する。
砂糖入り飲料に課税、下院歳入委が法案可決 - NNA ASIA
比、「ソーダ税」来年導入の動き 健康増進、890億円税収見込む(2015.12.3)
フィリピンは、砂糖入りの飲料製品に新税を導入する見通しだ。現地経済紙ビジネス・ワールドなどによると、同国の国会は来年から導入を目指す法案を可決した。国民の健康増進が目的。最大で年340億ペソ(約890億円)の税収増も見込めるという。
法案作成に関わった議員は、年間で250億~340億ペソの税収増につながると予想した。新税は医療・健康分野の財源とすることも決まっており、50%が健康増進のための一般基金、20%が貧困層の糖尿病対策に充てられる。
健康促進団体のヘルスジャスティス・フィリピンは、同国の肥満率が1993年の16.6%から2013年に29.9%に上昇したと指摘。新税導入は健康増進のために正しい選択としたうえで、「ソフトドリンクなどはまだ安く、子供でもたやすく入手できる」として、さらなる引き上げを求めた。
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