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京の四谷~ 『古知谷、鹿ケ谷、小松谷、泉谷』
東京の「四谷」は有名。「君の名」に登場したり「四谷怪談」などでもよく知られているが、京都の「四谷」は「よつや」ではなく「よんたに」と呼ばれ、それぞれの谷に浄土宗の名刹が風格のある姿を見せる。「京都検定」の問題向きともいえそうだ。
Updated Date : 2024-06-21 10:53:36
Author ✎ 京都再発見
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①古知谷(こちだに)~阿弥陀寺の竜宮門
本堂には開山の弾誓(たんぜい)上人の遺骸を収めた石棺がある。九輪草(仏塔の頂上部の飾り「九輪」のように花が数段にわたり輪状に咲く)の名所でもある。
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②鹿ケ谷(ししがたに)~法然院の山門
荘厳な本堂には本尊・阿弥陀如来像を安置するが、方丈は伏見桃山御殿の遺構で襖絵・屏風などが有名。境内には著名な学者、作家など近代名家の墓がある。中庭の五色散り椿、貴椿(あてつばき)、花笠などが有名。また貫主の手による「花手水」なども楽しめる。
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③小松谷(こまつだに)~正林寺の楼門
先日、平重盛の別邸跡としてご紹介したところ。重盛が建てたお堂に48体の阿弥陀仏を48基の灯篭で照らし48人の女性に世話をさせてたことで有名。「燈籠大臣」と呼ばれた由縁でもある。
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④泉谷(いずみだに)~ 西壽寺の本堂
周山街道を福王寺から北方へ、急峻な山肌に広がる尼寺。広い境内は起伏に富み、四季折々の美しいスポットである。当寺院の建立の際に神石(三光石)が出土し、そこから泉が湧いたことから泉谷山と号する。本堂には阿弥陀如来坐像が安置され、高さ3m近いことから丈六の弥陀と呼ばれる。
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古知谷 阿弥陀寺
35.138195249999995
135.8279835174201
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17
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鹿ケ谷 法然院
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135.7973611739571
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小松谷 正林寺
34.989996749275804
135.78080931678417
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泉谷 西壽寺
35.0339328
135.7065737
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35.0339328,135.7065737,0,0,0
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