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大津市・堅田の見どころ(二題) 『浮御堂と光徳寺』
大津市の堅田は、近江八景の一つ「堅田の落雁」で有名な「浮御堂」と、近くの痛ましいエピソードを秘めた「光徳寺」が必見のスポットといえる。以下に最新の写真の紹介と説明を付記しました。
Updated Date : 2025-05-25 22:28:46
Author ✎ 京都再発見
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①浮御堂(満月寺)
撮影日(2025年5月18日) 浮御堂は湖中に突出しているため東西に伊吹山、近江富士、比良連峰などの山々や眼前の湖面など情緒的なスポットとして人気。
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同上の山門と堅田落雁
「堅田落雁」(かたたらくがん)は、近江八景(琵琶湖の8つの名勝地)の一つで、浮御堂の周辺に雁の群れが舞い降りる風景が有名。
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珍しい湖中の句碑
浮御堂の北側にあり台座は六角形で、びわ湖の水位が低くなったときによく見えるようだ。     「湖も この辺にして 鳥渡る」(高浜虚子)
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②堅田源兵衛父子殉教の像(光徳寺の本堂)
「光徳寺」は浮御堂から歩いてすぐなのだが、意外と見過ごされているようだ。
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光徳寺と堅田源兵衛の首
浄土真宗中興の祖である蓮如上人のために、自らの首を差し出すよう父親の源右衛門を説得し、切らせて差し出したという漁師親子の殉教物語がある。 境内の一隅には「御首級は本堂に安置、拝観をご希望の方は庫裏までお申し出ください」と記されている。どくろは拝観していないが衝撃的なエピソードである。
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同寺の山門とエピソードの内容
蓮如上人は越前での布教活動の間、宗祖親鸞の御真影(木像)を三井寺に預けた。その後京都に戻った蓮如は、木像の返還を求めたところ、人の首を二つ差し出すなら返そうと三井寺から言われる。それを聞いた門徒の漁師源兵衛は、父親を説得して、自分の首をはねてもらう。源兵衛の父親は、息子の首を三井寺に持参し、自分の首もはねてくれと言った。 驚いた三井寺は親鸞の御真影を返し、蓮如は「真宗復興の祖は源兵衛である」と涙したという。その後源兵衛の父親は巡礼の旅に出て、旅先で亡くなり源兵衛は当寺に手厚く祀られている。
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浮御堂
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135.9215765
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光徳寺
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135.9199161743345
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