【記事掲載】「ソフトガストロノミー」を知っていますか?すべてのMICE参加者が美味しく食べられる”食”のバリアフリー(GenkiFuture京都会議)
【年齢や障がいの有無に関わらず、誰もが同じ食卓を囲み、食べる喜びを分かち合える社会へ――。味や見た目の美しさを諦めない「食のバリアフリー=ソフトガストロノミー」の実現に向け、京都の老舗の技や学生の挑戦、医療の知見が結集。誰もが美味しい体験を共有できる未来への歩みの記事です。】
Updated Date : 2026-07-07 09:02:22
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●ソフトガストロノミーを実現する「3つのアプローチ」
記事では、イベントで実際に披露されたユニークな取り組みが3つの視点から紹介されています。
① 食材&調理方法のアプローチ(老舗や学生の挑戦)
やわらか京料理(せんしょう): 特許技術(ペースト法や凍結含浸法)を使い、シイタケなどもジューシーな風味はそのままに、歯茎ですりつぶせる柔らかさに仕上げています。
地豆腐「京ふたり」(久在屋): にがりの量を微調整し、大豆の脂質を自然に乳化させることで、プリンのような滑らかな口溶けを実現しています。
とろみ付き宇治茶(福寿園): 氷出しの特別な玉露の香りや旨みを損なわずに、最適なとろみをつけたお茶です。
安全で美しい和菓子・洋菓子: 京都製菓製パン技術専門学校の学生が最新ゲル化剤を使って「喉に詰まりにくく透明感のある和菓子」を開発したほか、長崎の老舗「梅月堂」はムース状ではなくスポンジを使った本格的な嚥下対応ケーキを展開しています。
② 道具&伝統工芸のアプローチ(自力で食べる喜び)
本漆塗りの介護スプーン: 誰でも使いやすいデザインで、漆の優しい質感が特徴です。
清水焼のカレー皿「ルタン」: 内側が反り返った構造になっており、最後の一粒までストレスなくすくい取れます。
木製介護箸「箸ぞうくん」: 創業者の怪我の経験から生まれた、手の不自由な方でも「お箸でつまんで食べる喜び」を感じられる道具です。
③ 学術・医療機関による科学的アプローチ
京都光華大学などが参加し、食事の「飲み込みやすさ」を科学的に見える化・実用化するための共同研究が進められています。
●今後の展望(ビジネスの視点)
コンソーシアム会長である岡田勇准教授(創価大学)のインタビューも掲載されています。
豊かな食文化を持つ「京都」から発信することで介護食の価値を高めること、そして日本とオーストラリアの共同研究の強みを活かし、医療・料理・伝統工芸といった「それぞれのプロをビジネスの視点でつなぐこと」が、この取り組みを世界に広げる鍵になると語られています。
【取材】「ソフトガストロノミー」を知っていますか?すべてのMICE参加者が美味しく食べられる”食”のバリアフリー(GenkiFuture京都会議) - MICE TIMES ONLINE
食べる喜びをすべての参加者へ 国際会議や企業イベント、交流会など、MICEにおいて「食」の提供は欠かせません。
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