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北山の「なにがし寺」~源氏物語ゆかりの地(No16) 『大雲寺の旧境内』
瘧病(わらわやみ=おこり)を患った源氏は、北山の「なにがし寺」に優れた修験者がいると聞いて加持を受けに北山に赴く。そこで若紫、のちの紫の上に出会う。近年「なにがし寺」の鞍馬寺説は薄れ、岩倉の大雲寺が候補として有力のようだ。源氏物語の作者は読者に想像の余地を残し、あえてぼかしているのかも知れない。
Updated Date : 2024-05-11 19:40:55
Author ✎ 京都再発見
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大雲寺
寺名の表示はあるが、全体に寂れたイメージで、過去の大寺の面影はない。
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不動の滝(妙見の滝)
大雲寺で心の病がよくなるよう加持祈祷を受ける人たちの「垢離場(こりば)」であり滝に打たれると本復するといわれ、全国から霊験を求めて人が集まったという。
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大雲寺
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